![](https://kenblog1123.com/wp-content/uploads/2022/03/marathon-g5712a13ef_1920-1-1024x670.jpg)
今回はグローバルランナー編の第一弾となります。
先日開催された東京マラソンでは,エリウド・キプチョゲ選手が国内最高タイムでのゴールをするなど,世界レベルのスピードをテレビで見かけることも多くなってきたのではないでしょうか。
世界のマラソンのレベルは急激に上がっており,約5年前までは2時間5分台で走れば世界トップレベル選手とされていましたが,現在は2時間1~3分台の選手も徐々に増えてきて,非常に熾烈なトップ争いが繰り広げられるようになってきました。
今回の記事については,海外でのマラソンを走ってみたいという方も読者ターゲットとした世界のマラソン大会について特集します。
「海外で武者修行をしたい」「海外経験を早いうちに積みたい」というエリートランナーに向けての記事でもあるので,ぜひエリートランナーの方々にも読んでいただけると嬉しいです。
なお,実業団ランナーについては,企業のサポートを得て海外大会に出場する経験も少なくないかと思われますが,特に大学生で海外で今後活躍したいというランナーにとっては「海外大会への出場」はなかなかハードルが高いと言われています。
ただし,国内トップ選手が海外で武者修行をすることが徐々に増えてきた今,若い選手にとっても海外経験は非常にニーズが高まっている分野だと思うので,この記事を通して有益な情報を伝えられればと思います。
※一部記事作成中となります。
世界の有名なマラソン大会って何がある?
初めは基礎的な情報ですが,アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)と呼ばれる世界有数のマラソン大会のことをご存じでしょうか。
WMMは世界有数の権威ある大規模なマラソン大会の総称であり,6つのマラソン大会がこれに該当します。
エリアとしては日本・アメリカ・ヨーロッパの3エリアで開催され,
- 東京(3月)
- ボストン(4月)
- ロンドン(4月)
- ベルリン(9月)
- シカゴ(10月)
- ニューヨークシティ(11月)
の6つの都市で開催されるマラソンが該当します。
元々は5大大会とされていましたが,2013年に東京マラソンが仲間入りしたことで6大大会になりました。
それではここからは各大会の特徴をお伝えしていきたいと思います。
ワールドマラソンメジャーズ 各大会の特徴
![](https://kenblog1123.com/wp-content/uploads/2022/03/sports-g4154a8e5c_1920-1024x683.jpg)
|
実際に「世界有数の大会であることは知っているが,それぞれの違いや特徴を知りたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
ここからはそれぞれの大会の特徴や違いについての紹介をしていきたいと思いますので,海外のトップ大会に興味のある方は是非比較してみてください。
大会名 | 時期 | 参加人数 | コースの特徴 | 優勝タイム(2021) |
東京 | 3月 | 3.6万人 | フラットなコースだが 途中で急な坂が複数ある | 2時間2分40秒 (エリウド・キプチョゲ:ケニア) |
ボストン | 4月 | 3万人 | 下りを基調としつつ急激な登坂あり | 2時間9分51秒 (ベンソン・キプルト:ケニア) |
ロンドン | 4月 | 1.7万人 | テムズ川沿いの観光名所をめぐる。 | 2時間4分11秒 (シセイ・レマ:エチオピア) |
ベルリン | 9月 | 4万人 | 高低差20mと平坦な高速コース | 2時間5分45秒 (グエ・アドラ:エチオピア) |
シカゴ | 10月 | 4万人 | フラットな高速コース | 2時間6分12秒 (セイフ・トゥラ:エチオピア) |
NYシティ | 11月 | 5万人 | 緩やかなアップダウンだが, 5つの大きな橋があってかなりタフ | 2時間8分22秒 (アルバート・コリル:ケニア) |
東京マラソン
毎年3月に開催されるマラソン大会で,参加人数が3.5万人を超す大規模な大会です。
開催時期は3月初旬のため,気温としては温かくなってきてのため走りやすい時期になります。
ただし,まだまだ寒さの続く時期であるため,年によっては気温が低く走りづらい年もあります。
実際に2年前の大会では,雨が降ったこともあり,気温が非常に低くなり,当時国内トップタイムを持っていた大迫傑選手が途中棄権したこともありました。
気温については比較的低いことが多いのですが,その分コースについてはところどころ急な坂があるものの基本的にはフラットなコースとなるため,タイムを狙いやすい大会となっております。
実際に2022年3月に開催された大会ではエリウド・キプチョゲ選手が2時間2分台でゴールをするなど,トップ選手のゴールタイムは他の大会と比べてもよい傾向があります。
ボストンマラソン
ボストンマラソンも4月に実施される大会で毎年3万人ほどの参加者が出走します。
東京マラソンと比べて比較的気温が低いことが多く,比較的寒さの残る中の出走となることが多いです。
また,ボストンマラソンは何といっても難コースが特徴となっています。
基本的には下り基調のコースなのですが,途中に急な坂が複数あるため,非常にタフなコースであるといえます。
実際にトップ選手のゴールタイムについても,他の大会と比べると遅く,2時間10分前後になることもあります。
このようなコースや気温の関係から,タフな選手が得意とするマラソン大会だと言えます。
ロンドンマラソン
ロンドンマラソンについても4月に開催される大会となっており,毎年2万人弱が参加するなど,よりエリートランナーに特化した大会と言えます。
テムズ川沿いのコースを走るため,イギリス内の観光名所の横を走ることもあり,歴史ある建築物に見守られながら飽きずに走ることができます。
参加者人数が絞られていることもあり,市民ランナーにとっても比較的走りやすく,トップ選手のゴールタイムも速いタイムとなる印象があります。
ベルリンマラソン
ベルリンマラソンは,9月に開催される大会で4万人の参加者が出走する大会となります。
この大会については,コース全体を見ても高低差が20mほどしかなく,フラットなコースを走ることができます。
男子も女子もこの大会で世界記録が連発していたため,「高速レース」が展開されることで有名な大会です。
ほかの大会については「タフさ」を求められるものも多いですが,この大会は「スピード」が求められるものであり,世界中のトップ選手が出場をしている印象です。
シカゴマラソン
シカゴマラソンは,10月に開催される大会で4万人の参加者が出走する大会となります。
この大会もフラットなコースであるため,高速レースが展開される大会となります。
実際に2019年に開催された大会では女子選手が当時の世界記録を樹立するなど,記録が比較的で安い大会と言えます。
また,日本人選手が出場することも多く,ここ数年を見るだけでも,大迫選手や鈴木健吾選手(富士通)や藤本拓選手(トヨタ自動車)が入賞するなど,ケニアやエチオピア出身の選手だけでなく,非アフリカ系の選手も優勝や入賞をしている印象があります。
ニューヨークシティマラソン
ニューヨークシティマラソンは,11月に開催される大会で5万人の参加者が出走するワールドマラソンメジャーズの中でも最も大きな大会となります。
この大会については,緩やかな上り下りがあるだけでなく,5つの橋があるためタフなコースになります。
そのため,ゴールタイムについてもほかの大会と比べると比較的高速レースとはならず,2時間10分前後の優勝タイムとなることもあります。
このようなコースの関係から,タフな選手が得意とするマラソン大会だと言えます。
ワールドマラソンメジャーズ 各大会の申し込み方法
ここからは各大会の申し込み方法について,お伝えしたいと思います。
なお,今回は特に一般枠での申し込みについて紹介していきたいと思います。(招待枠についての紹介は今回は見送ります。)
東京マラソン
まずは東京マラソンの一般枠での申し込みについてです。
国内在住者にとっては他の海外大会と比べると容易に申し込みができるかと思いますが,改めて東京マラソンの申し込み方法については下記をご参照ください。
~作成中~
ボストンマラソン
続いてボストンマラソンの一般枠での申し込みについてです。
申し込み方法については下記をご参照ください。
~作成中~
ロンドンマラソン
続いてロンドンマラソンの一般枠での申し込みについてです。
申し込み方法については下記をご参照ください。
~作成中~
ベルリンマラソン
そしてベルリンマラソンへの申し込みです。
申し込み方法については下記をご参照ください。
~作成中~
シカゴマラソン
続いてシカゴマラソンへの申し込みです。
申し込み方法については下記をご参照ください。
~作成中~
ニューヨークシティマラソン
そしてニューヨークシティマラソンへの申し込みです。
申し込み方法については下記をご参照ください。
~作成中~
裏技
|
最後に裏技についても紹介したいと思います。
一般枠での参加については抽選となるため,抽選が当たらないと参加が難しいため,コンディショニングの面で悪影響を及ぼすこともあります。
そのため,確実に参加をしたいという方にとってお勧めなのが,下記のクラブツーリズムさんのツアーです。
◾︎地球を走ろう!マラソンツアー
https://www.club-t.com/theme/sports/chikyu/
こちらのツアーでは,東京マラソンを除いた5大メジャーマラソン全ての参加枠を確保しており,ツアー代に加えて10万円弱を支払うことで,いずれの大会にも確実にエントリーできるという大きな強みを持っています。
資金面では一般抽選と比べると割高ですが,「コンディションを数か月~半年かけて整えて参加したい」という方にとっては,おすすめです。
まとめ
|
いかがだったでしょうか。
今回は世界の6大マラソンについての紹介でした。
エリートランナーはもちろんのこと,世界大会のレベルや雰囲気を味わいたい方々にとっては是非ともおすすめしたいマラソン大会なので,興味がある方は今回の記事を見て,申し込んでみてはいかがでしょうか。
海外サイトの閲覧方法などで気になる方がいましたら,コメント等で連絡いただければ説明をしますので,ぜひぜひお声がけください!
コメント