今回は陸上歴15年の私がおすすめのランニングシューズを紹介します。
いざ走り始める初心者ランナーにとって,一番初めに訪れる悩みが「どんなシューズがよいか分からない」という悩みかと思います。そのような悩みを持った方に向けて,良い靴の選び方,おすすめ商品を取り上げていますので,これからランニングシューズを選ぶ方は是非参考にしてみてください。
ランニングシューズってどうやって選べばいいの?
一口に「良いシューズ」といっても様々な機能やデザインがあるので,自力で自分に合うシューズを見つけるのって難しいですよね。陸上を長く続けてきた私にとっても,本当に自分の魅力的なシューズを見つけるには長い年月を経てきました。
「誰でも簡単に始められる運動なのに,最初のシューズ選びで躓いてしまった…..」なんてことがないように,まずは陸上歴15年の私なりに良いシューズのポイントをお伝えしたいと思います。
また,「○○のシューズは耐久性が悪かった。」「○○のシューズは細身だった気がする。」などの知識が読者の皆様にもあるかと思いますが,ここ数年のランニングシューズの開発競争や新規参入は非常に激しく,10年前と比べても大きく進化をしているので,ぜひ新しい知識を得ることでシューズ選びの参考にしてみてください!
①良いシューズのポイント(安定性)
陸上を続けてきた人達にとって共通認識である「シューズ選びに最も大事なポイント」は安定性です。
というのもランニングをすることにおいて大事な要素の1つとして,「怪我をしないで走り続けること」があるからです。
ただ安定性といっても何が安定しているかということが分からないことも多いかと思うので解説していきます。
まず,シューズの安定性を決めるのは靴底(ソール)です。一歩ずつ走る際にシューズはソールによって衝撃を吸収したり,グラつきを抑えています。
また,クッション性も安定性にとっては大事になってきます。
②良いシューズのポイント(耐久性)
続いて,安定性と同様に重要な要素となるのは耐久性です。「怪我をしないで走り続けること」ということがランニングにおいて重要ですが,走りなれていないランナーだと着地位置が不安定になり,靴底の削られ方もバランスが悪くなってしまいます。
ランニングを始めたばかりのランナーが,バランス悪く削られたシューズを使い続けることは,体のバランスも悪くなり,故障の原因となってしまいます。
そのため,靴底や靴紐が削れたり緩くなることのない耐久性のあるシューズを選ぶことをお勧めします。
③良いシューズのポイント(デザイン)
実はデザインについてもランニングにおける重要なファクターなのです。人それぞれの好みはあるかと思いますが,ランニングシューズについても流行のデザインなどがあります。実際にデザイン性の高いシューズについてはタウンユースもできるので,日ごろのお出かけの際にもおしゃれシューズとしてはくことができます。
そのため,お気に入りのシューズを購入することで日々のランニングへのモチベーションの度合いが大きく変わってきます!
④良いシューズのポイント(履き心地)
最後にランニングシューズならではのポイントですが,履き心地についても重要なポイントとなります。普段の街歩きようのシューズや仕事用の靴などについては,なかなか履いただけで「気持ち良い」と感じるシューズあまり多くはないのではと思いますが,やはりランニングシューズについては,どれだけ履いても・どれだけ動いても不快感がないことが大事な要素となります。
近年はメッシュ素材のシューズも増えており,特に足とのシームレスな履き心地という点が重要視されてきているので,ぜひ体感してみてください。
おすすめランニングシューズ5選
それでは,上記のポイントを踏まえて,ランニング歴15年の私からお勧めのランニングシューズをお勧めしていきます!
1位 Adidas 4DFWD
こちらはADIDASのシューズでデザイン性にも特徴がありますが,何よりもその機能性も注目されているシューズです。こちらのシューズを開発するにあたり,数千人ものランナーの歩行周期やストライドを研究することにより,衝撃吸収力や安定性を極限まで極めたシューズになります。
特に,格子状のミッドソールにより,衝撃吸収をできるようになり,初心者ランナーにとってもケガを最大限抑えることができ,同様にシューズの耐久性にも定評があります。
また,デザイン性も高いことでも有名であり,タウンユースとしても十分利用可能なおしゃれシューズですので,いつでもどこでも履いてほしいシューズです!
|
2位 Asics NOVA BLAST2
こちらの商品はトランポリンから着想を得たというだけあって特徴となるのが厚底です。FF BLASTと呼ばれる超高反発素材を搭載しており,走る度に弾む感触が直に伝わってくるシューズです。実際に走ってみると,「走るだけで心地良い」と思うははずです。
また,クッション性だけでなく中足部の接地面積を極限まで増やすことで走りの安定性を高めてくれるため,正しい着地をサポートしてくれて,同時に走りの心地よさも演出してくれるため,初心者ランナーが初めて選ぶシューズとして申し分ないはずです。
ランニングの楽しさを教えてくれる商品です。
|
3位 HOKAONEONE CLIFTON8
こちらは最近話題沸騰のランニングシューズです。
厚底シューズ界の革命児と呼ばれるこのメーカーで最近爆発的に売れているシリーズがこのCLIFTONです。
フラットウエスト形状と呼ばれるソールの形状が特徴的で,クッション性を保ちつつ,走りに安定感を持たせてくれます。
また,メタロッカーテクノロジーと呼ばれる靴底の特徴的な構造により,ローリング運動と呼ばれる足運び時のゆりかご運動を導き,その結果子のシューズを履くことで自然な体重移動を簡単にできるようになり,それだけ着地時の衝撃をスムーズにスピードへと変換してくれます。
このシューズについては,タウンユースとして履くユーザーも多く,街中で最近見かける方も多いのではないでしょうか。
|
4位 NIKE リアクト インフィニティ ラン フライニット 2
こちらはランナーに最も人気のあるNIKE製のランニングシューズです。「ランナーのケガを防ぎ,ランニングを継続させること」をシューズ製作のコンセプトとしており,故障を防ぐための機能がいたるところに搭載されています。
まずはソールの前足部。前足部を幅広くすることで着地~蹴り出しにおける安定性を高め,正しい走りができるようにシューズがサポートしてくれます。
続いてアッパー。Flyknitというニット製の素材となり,履き心地がほかのシューズとは比べ物にならない心地よさです。
最後にデザイン性。ナイキリアクトはベーシックな黒に加えて,さまざまなカラー展開があります。いずれのカラーについてもタウンユースが出来るようなデザイン性を持ち,実際に街中でリアクトを私服と合わせて履いている人を良く見かけます。
|
5位 Asics GT-2000 10
何といってもASICSの強みはソールにあります。ASICSはGELテクノロジーという耐衝撃性のあるGELをソールに搭載しており,走りなれていないランナーが故障を防ぐためにはもってこいの性能を持っています。また着地の際に足が倒れこむのを防ぐために,LITETRUSという高硬度素材がソールに備えられています。その結果,走れば走るほど正しい着地を身に着けることができるようなシューズとなります。
また,アッパー部分(足の甲側)にも補強がされており,沢山走っても靴自体の耐久性があるシューズなので,長く走りこむことができるシューズとなります。
|
まとめ
以上,ランニング歴15年の私からお勧めのランニングシューズ5選でした!
いかがだったでしょうか。
今回は多くの読者に馴染みのあるメーカーがほとんどだとは思いますが,今回紹介したランニングシューズにもまだまだたくさんのメーカーから様々な種類のシューズが販売されています。
最近走り始めた方は,ぜひ自分にお好みの一足を見つけ出していただき,ランニングを楽しくしてくれるような相棒としていただければ嬉しいです!
コメント